自動車技術会

イベントEVENT

終了第9回講演会 記号〔J〕 『テレマティクス技術の最新動向と将来展望』

支部行事

概要

講演会の全体概要;
この度の大震災で、ホンダ、パイオニア、トヨタ、日産の四社がプローブ情報を活用し復興支援に貢献したニュースは記憶に新しいところ。また、最近はITSスポットサービスが開始されたという記事や、最新型のEVは走る情報端末と言った話題を耳にすることも多いのではないでしょうか。現在、多くの車に搭載されるようになってきたカーナビですが、最近何かと話題のカーナビは、今後はICTとの連携によりこれまでの利用方法や情報、機能が飛躍的に拡大し、従来のカーナビは「カーナビ」の枠を越え、単に「カーナビ」としての機能を持った情報端末の一部になると言われています。本講演会ではプローブ情報の活用やサービスを実現する具体的な開発例や、次世代のITS通信の規格やサービス、あるいは来るべきEV社会に向けた次世代型テレマティクス戦略などについて、最先端の開発をされている講演者の皆様から最新の情報と展望を紹介して頂きます。
講演1の概要;
プローブ情報システムが市場に出てから10年が経過しようとしています。既に様々な活用がされており、その将来性も期待されています。本講演では、ほぼ10年が経過したことを鑑み、プローブ情報システムが当初考えていたような世界を実現できているのか、今後どうなっていくのかを検証してみたいと思います。
講演2の概要;
VICSを補間しより最適なルートを提供するために始めたプローブ情報が、モビリティの世界で生活や社会を支えるところまで発展してきた。ここではその技術/サービスや東日本大震災における課題、次のステップに向けた取り組みを解説する。
講演3の概要;
トヨタでは1997年のMonet(モネ)からテレマティクスサービスを開始、2002年からはG-BOOKというブランドの下テレマティクスの普及に取り組んできました。今回は、G-BOOKのサービスにおける、安全・安心(ヘルプネット、セキュリティ)・利便(地図配信やプローブカー活用)等の各サービス、災害時やスマートホン普及への最新の対応状況や、低炭素社会へ向けたエコカーと住宅の連携への取り組み、IT企業との連携をご紹介し、今後の技術展望につき考えを述べさせていただきます。

開催期間

2012年01月26日(木)

会場

【会場】
株式会社 小野測器 本社9階 講演室 (住所:神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番3号 TEL:045-935-3888) 車での御来場はお断りします。
【集合場所】
株式会社 小野測器 本社
【集合時間】
13:00

スケジュール

13:00 受付開始
13:30-14:45 講演1 総説、展望的な話題等
 慶應義塾大学 環境情報学部 准教授 植原 啓介 様
14:45-15:00 休憩
15:00-15:50 講演2 プローブ情報を活用した安全・環境技術/サービスと、次世代テレマティクスについて
 本田技研工業株式会社 インターナビ事業室長 今井 武 様
15:50-16:40 講演3 将来テレマティクス技術について
 トヨタ自動車(株) 第1電子開発部 第1電子先行開発室長 井形 弘 様
17:00 閉会

定員

80名

申込方法

「参加申込方法」に従って必要事項を記載の上、お申込ください。

参加費

個人会員;3,000円,学生会員;1,000円、賛助会員5,000円、会員外;7,000円 (当日会場でいただきます。領収書を発行致します。)

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