自動車技術会

イベントEVENT

終了色材セミナー2019 『色の心理と設計への応用』  

支部協賛行事

開催期間

2019年03月15日(金)

会場

名古屋市工業研究所  第1会議室 (管理棟3F)

  名古屋市熱田区六番3丁目4-41

(地下鉄、市バス、「六番町」下車、南西へ徒歩約2分)

会場 名古屋市工業研究所

スケジュール

13:00-16:55

演題・講師
1.視覚・色彩の不思議とモノづくりへの応用について
    静岡理工科大学 櫻井 将人 氏
様々な視覚メカニズムが解明されて来た今日において、それを踏まえたモノづくりは重要である。そこで、種々の視覚現象を示すと共に、色の見えの評価やその印象について紹介する。また、色の味覚的・嗅覚的印象や格子デザインにおける格子越しの景色の美しさなど、デザインと印象の関係についても述べる。

2.赤ワインの色彩評価について
    静岡県工業技術研究所 豊田 敏裕 氏
工業製品の色は、JISやISOなどの規格に従って数値化されるが、その数値は必ずしも官能評価と完全に対応するわけではない。人間の視覚的感覚を数値化する試みの1つとして、ソムリエがワインの色を評価する際の戦略を測色学的観点から考察した研究を紹介する。

3.感性工学手法による製品色彩の提案
    名城大学 川澄 未来子 氏
感性工学は、人の感性をモノづくりに活かす学問で、自動車や住宅、家電、情報機器など人が使うモノの設計や評価に活用され、製品やサービスの付加価値を高める役割を果たしている。ここでは、シルバーメタリック素材の色彩、花き製品の色彩、モビリティの色彩などの研究事例を紹介する。

4.角度依存性の無い構造発色顔料の開発と自動車への導入
    トヨタ自動車株式会社 浅野 英貴 氏
従来の自動車用顔料の発色とは異なるメカニズムを持ち、それ自体は色を持たず、構造により光の干渉を制御することで、鮮やかな色彩を呈する構造発色。その中でも生きた宝石と言われるモルフォ蝶の青に着目し開発を開始。顔料を独自で開発し、ついに自動車の導入に成功した。

定員

先着順 100名

申込方法

「その他」の欄の添付ファイルをご覧ください。

参加費

会員・協賛団体  8,000円、 一般 11,000円、 学生 2,000円 (テキスト代、消費税含む)

その他

【添付ファイル】色材セミナー2019『色の心理と設計への応用』

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