2011年度 第6回講演会
『交通安全環境研究所における自動車騒音に関する最近の研究の動向』

テーマ
交通安全環境研究所における自動車騒音に関する最近の研究の動向
〜国際基準調和に向けた取り組みと高騒音車両の検知技術の紹介〜
開催日時
2011年10月25日(火) 13:30〜17:00
会場
独立行政法人 交通安全環境研究所(1F大会議室)
全体概要
 政府の「新成長戦略」及び「国土交通省成長戦略」において、我が国の技術・基準の戦略的な国際基準化の必要性が言及されています。自動車の騒音分野においても、HV・EV車の静音性に関する対策について、世界に先駆けガイドラインを作成し、国際基準のガイドラインのベースとなっています。また、加速走行騒音の試験法についても、国内導入へ向けた検討が始まったところです。
 本講演会では、これら自動車騒音にかかる国際基準調和に向けた取り組みと、交通安全環境研究所において開発した、高騒音車両を走行中にリアルタイムで検出する自動センシングシステムについて紹介していただきました。
講演1:<交通安全環境研究所環境研究領域の紹介>
環境研究領域長 後藤 雄一 様
交通安全環境研究所全体と環境研究領域をビデオによる紹介を含めてご紹介いただきました。
講演2:<HV・EV車の静音性対策と自動車騒音試験法の国際基準調和の取り組み>
環境研究領域 坂本 一朗 様
交通安全環境研究所で行っている自動車騒音に関する国際基準調査へ向けた取り組みついて紹介していただきました。
講演3:<走行中の高騒音車両の自動センシングシステム(騒音オービス)の開発>
環境研究領域 宝渦 寛之 様
走行中の高騒音を発する車両をリモートセンシングにより同定するシステムの開発を紹介していただきました。
見学会
環境研究領域の施設見学では、音響実験棟、HV・EV研究施設、大型シャシダイナモメータ等の設備を見学させていただきました。)

前のページに戻る