2012年度 第1回講演会
『防衛車両の研究開発 -防衛省技術研究本部 陸上装備研究所 訪問-』

テーマ
『戦車の開発現場 -10式戦車はいかに開発されたか-』
日時
2012年4月26日 13:30〜16:40
場所
防衛省 技術研究本部 陸上装備研究所
全体概要
今回は、初めて防衛省技術研究本部陸上装備研究所(相模原市)に講演と見学をお願いし、車両、車両用機器、施設器材、火器、弾火薬類、耐弾材料、耐爆構造など防衛装備品の研究・調査の紹介、並びに平成22年に装備化された国産主力戦車(10式戦車)の開発経緯等について紹介いただきました。講演の中では、特に戦車や装甲車などの防衛用車両に焦点を当て、それらの車両の特徴,研究開発の流れ,性能評価のための試験について説明していただきました。
 本内容の講演会は初めての試みでもありまた大変興味深い分野だったので、募集開始後ほぼ半日で満席となりキャンセル待ちも出来ないほどに応募が殺到してしまいました。多くの会員の方が参加出来なかった等の事情を考慮し、次年度以降も同企画の講演会を開催予定とすることで検討を進めています。
講演
はじめに研究所の概況説明があり、次いで講演1「 防衛用車両の概要と研究開発の流れ 」では種々の防衛用車両の特徴とそれらの車両の研究開発の流れについて明快に説明いただきました。次いで、講演2「 防衛用車両(10式戦車等)の試験評価」では、 防衛用車両(10式戦車等)の試験評価について詳細な内容を紹介いただきました。
見学
試験研究設備の見学では、国産主力戦車である10式戦車の実物を前にしての説明や、車両コンセプトシミュレータ、動力性能試験装置他の設備を見学させていただきました。

以下は防衛省技術研究本部陸上装備研究所の要覧より抜粋

前のページに戻る