2015年度 第5回講演会
『生活支援ロボットの安全性評価』

テーマ
『生活支援ロボットの安全性評価』− 自動車関連安全性評価技術の生活支援ロボット分野への応用 −
開催日時
2015年10月7日(水)13:30〜16:30
会場
生活支援ロボット安全検証センター@つくば
全体概要
高齢化の進行や要介護人口の増加に伴って、高齢者や要介護者の生活行動を支援したり、介護従事者の負担を軽減するロボットの実用化普及が求められています。これらのロボットは一般ユーザーの生活の中で使用されるため、産業用ロボットとは異なる安全技術が必要となります。
一方で、自動車の安全技術は一般ユーザーによる不特定環境での利用を想定していることから、これを主に車いす型のような移動機能を持つ生活支援ロボットに応用することが期待されています。
本講演では、生活支援ロボットや介護用ロボットに求められる安全要件、安全性の評価方法、および日本主導で策定されたパーソナルケアロボットの安全要求事項規格ISO 13482などの国際標準化の動向について、自動車との共通点や相違点を踏まえながらご紹介していただきました。また、安全性評価方法の研究開発、および評価試験を行っている生活支援ロボット安全検証センター内の試験設備見学を併せて実施しました。
講演:<自動車関連安全性評価技術の生活支援ロボット分野への応用>
講師:一般財団法人日本自動車研究所 ロボットプロジェクト推進室 室長 藤川達夫 氏
見学
生活支援ロボット・介護ロボットの安全性評価試験設備を見学しました。
走行安定性試験設備 / 衝突安全性試験設備 / EMC試験設備 / 強度・耐久性試験設備 / 模擬介護施設 など
第3回 講演会ディーゼル最新動向(ボッシュのディーゼル燃料噴射技術)

藤川達夫 氏

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