自動車技術会

イベントEVENT

終了2023年度 第6回講演会『 空飛ぶクルマの最新技術動向 』 記号【 M 】

支部行事

テーマ

- 自動車技術の視点で空飛ぶクルマを考える -

概要

【全体概要】
年々実用化への期待が高まっている「空飛ぶクルマ」 (eVTOL) に関する最新動向について紹介します。冒頭の基調講演にて「空飛ぶクルマ」の全体像を解説し、その後各企業・団体からインフラ・機体双方の観点で技術開発動向を紹介します。ディスカッションでは、「自動車業界は空飛ぶクルマに対しどう挑むべきか?」のテーマで、参加者様も交えた意見交換を実施します。

【基調講演概要】
空飛ぶクルマは、機体認証の遅れによって社会実装が遅れているが、大阪・関西万博を目前に控えて自治体などの積極的な取り組みが目立っている。現状は、機体やインフラの技術革新とルール整備によっていつ頃どのようなユースケースで誰が事業を成立させるかが焦点になっている。すなわち、空飛ぶクルマは、技術革新、社会システム変革、新しいビジネスモデルという3つのイノベーションを同時に達成するシステムデザインが必要である。また、航空産業だけでなく、高品質かつ低価格で大量生産する技術が必要で自動車産業の参加が望まれている。本講演会では、空飛ぶクルマの現状と普及に向けた課題について自動車技術の視点から話題提供したい。

【講演1概要】
空飛ぶクルマが普及すると、低高度において、従来の10倍以上の運航密度が予想される。また、空飛ぶクルマと無人機や従来の航空機の共存も必要である。この実現のためには新たな航空交通管理サービスUATM(Urban Air Traffic Management)が必要とされており、その研究開発状況を紹介する。

【講演2概要】
空の移動を身近にする電動垂直離着陸機、eVTOL。Hondaは航続距離などの利便性を左右するのはパワーユニットだと考え、航空エンジンやF1™のパワーユニット技術、量産4輪の制御技術を注ぎ込み、都市間の長距離飛行を叶える革新的なeVTOL用ガスタービン・ハイブリッドシステムの開発にチャレンジしている。そのパワーユニットの開発内容を紹介する。

【講演3概要】
物流eVTOLをトラック輸送の代替手段として実用化するには,バッテリー駆動では可搬重量,航続距離双方に課題がある。本課題に対し,当社は貨物用無人eVTOLへ搭載する高出力重量密度のターボジェネレーターの開発を行う。開発投資が大きくなる航空用ガスタービンエンジンのビジネスモデルについても概説する。

【技術紹介概要】
世界で空飛ぶクルマの実用化開発が進んでいるが、大型化し、望む市中活用から遠いものになりつつある。これは主にロータの特性に起因しており、我々は遠心力利用の強力コンパクトなリフトファンを開発、空飛ぶクルマの市中活用を目指す。

開催期間

2023年11月21日(火)

会場

現地対面とオンラインによるライブ配信(有料)のハイブリッド形式となります。

■現地参加

 開催場所:ボッシュ株式会社 渋谷本社 3F会議室

 所在地:東京都渋谷区渋谷3-6-7 (JR・東急・京王・東京メトロ 渋谷駅 東口徒歩5)

 アクセスマップ:https://goo.gl/maps/ZNbXYGMf5pr

 ※専用駐車場がないため、公共交通機関でのお越しをお願い申し上げます。

■オンライン:Zoomによるライブ配信

・配信ツールは、Zoomを利用致します。視聴方法は、お申込み後にご案内致します。

<受付方法>

■現地参加             受付場所:開催会場1Fロビー 受付時間 12:3012:55

■オンライン参加    12:45~Zoom接続を開始します。

スケジュール

13:00~13:05 開会挨拶
13:05~14:05 ■基調講演 :『空飛ぶクルマの現状と普及に向けた課題』
         講師:慶應義塾大学大学院 SDM研究所 顧問 中野冠 氏
14:05~14:15 休憩
14:15~14:45 ■技術動向紹介
        ・講演1:『空飛ぶクルマに求められる航空交通管理とは』
         宇宙航空研究開発機構 航空技術部門 航空利用拡大イノベーションハブ長 又吉 直樹 氏
14:45~15:15 ・講演2:『Honda eVTOLに搭載するパワーユニットの開発』
         本田技術研究所 先進パワーユニット・エネルギー研究所 PUシステム開発室 津吉 智明 氏
15:15~15:45 ・講演3:『貨物輸送革命 – eVTOL用ターボジェネレーターの可能性について』
         IHI 航空・宇宙・防衛事業領域 ライフサイクルソリューションセンター 企画営業部 企画グループ グループ長 井原 慎一郎 氏
15:45~15:55 ・技術紹介:『強力コンパクトな空飛ぶクルマ用VTOLリフトファンの開発提案』
         風と音と熱のテクノロジー 代表 佐伯 尚文 氏
15:55~16:15 休憩・展示見学
16:15~17:30 パネルディスカッション:「自動車業界は空飛ぶクルマにどう挑むべきか?」 質疑応答
17:30~18:00 アンケート記入、閉会 現地参加のみ:個別名刺交換会

定員

現地参加:50名、オンライン参加(ライブ):150名 申し込み多数の場合は、正会員・学生会員を優先させて頂きます。また募集後すぐに定員をオーバーした場合には抽選とさせていただくことがあります。その際、抽選結果は2023年10月27日(金)迄にお知らせします。
歩行が不自由な方(車いす, 松葉杖の使用)の参加も可能です。
お申し込みの際に備考欄に車いすまたは松葉杖をご利用される旨をご記入ください。ご不明な点はメールまたは電話にてお問合せください。

申込方法

下記『その他』欄に掲載した現地対面またはオンライン参加用の申込用URLをクリックして、お申込みください。
なお、申込完了後に「申込受理メール」が自動配信されますが、参加可否確認した後、参加証をEメールで送ります。また募集後すぐに定員をオーバーした場合には抽選後、結果をお知らせいたします。
会員番号を借用しての申し込みは認められません。また、申し込み本人以外の方の参加は認められませんので、ご了承ください。
*入会無料キャンペーンを利用して自技会に入会された会員の優先枠を設けます(対面:5名分、オンライン:5名分)。
対面参加の方は、備考欄に、入会キャンペーン利用者であることとキャンペーン番号をご記入ください。→『入会キャンペーン利用:xxxxxx(6桁のキャンペーン番号)』
オンライン参加の方は、キャンペーン番号を確認の上、申し込み手続き前に事務局にお問い合わせください。クーポンコードをお知らせします。
■申し込み締め切り:2023年11月10日(金)

参加費

現地参加    正会員:4,000円、学生会員:1,000円、賛助会員:6,000円、一般の方:8,000円
オンライン参加 正会員:3,000円、学生会員:1,000円、賛助会員:5,000円、一般の方:7,000円
*入会キャンペーン加入対象者 
現地参加    正会員:2,000円、学生会員:無料、 オンライン参加 正会員:1,000円、学生会員:無料
現地参加費は、当日会場でいただきます。領収書を発行いたします。
オンライン参加費は、お手数ながら外部イベント受付システム【イベントペイ】からクレジット決済にてお願い致します。領収データが発行されます。
オンライン参加の方には、【イベントペイ 】での申し込み手続き終了後、下記件名のメールが届きます。
『【イベントペイ】2023年度 第6回 講演会『 空飛ぶクルマの最新技術動向 』記号【 M 】 のチケットお申し込み詳細』

参加条件など

同業者の参加:可

その他

■講演資料を掲載しました。pwは、参加者にメールでお知らせいたします。公開終了日:2023年12月1日(金)

*講演会当日の説明が不足しており申し訳ありませんが、基調講演(中野先生)の資料は、配付しないことを

 前提にオンデマンド配信することを了解していただいているため、HPに掲載しておりません。

 後日、オンデマンド配信を行いますので、そちらをご覧いただきますようお願いいたします。

空飛ぶクルマ講演会資料

<撮影・録音・他>

撮影・録音、ホームページやブログへの公開、講演中のキーボード操作は禁止させていただきます。

参加者を広報目的で撮影し、ホームページ等で公開する場合があることをご了承ください。

なお、写真等の個人情報を、上記以外の目的で使用することはありません。

<オンライン配信に関して>

*他の方への視聴URLの転送/転記は、お控えください。

*アプリのダウンロードなしでも視聴はできますが、zoomアプリのダウンロードをお勧めします。

*配信動画ファイルの提供は行っておりません。

*本イベントの録画・録音・撮影・スクリーンショットについては、固くお断りいたします。

*ご利用環境の不具合により視聴が出来ない場合、責任は負いかねます。

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