自動車技術会

イベントEVENT

終了2016年度 第5回 講演会『FCV関連の水素製造技術』 記号【 Q 】

支部行事

概要

全体概要 日本では2015年を水素元年と位置付け、エネルギー源の多様化を図り、かつ、COP21での合意目標を達成する手段の一つとして水素燃料電池車(FCV)の導入を開始した。米国カリフォルニアなどの8州では2025年までに330万台のZEV走行を約束している。今回は水素の製造法や供給法などに関し、(1)内外の動向の総括、(2)将来の大量需給に向けての取組みについてご講演頂く。

講演1概要  トヨタやホンダがFCVを販売開始し、政府や自治体における導入も進んできた。現状で既に800台余りが普及しているとみられる。FCVが徐々に普及する中、水素インフラの整備が引続き課題となっている。水素は何から作られるのか、水素ステーションはなぜコスト高なのか、FCVや水素は本当にCO2削減に貢献するのか、EVやPHEVとは競合するのか、それとも共存するのか。今回は、2030年を見据えた自動車における水素の役割を俯瞰する。

講演2概要 水素エネルギーサプライチェーンとして、水素製造を褐炭から行い、輸送は液化水素で行い、さらに水素利用は発電で行う構想について、コンセプトと技術開発状況を説明する。また、2020年を目標としたパイロット規模の技術実証に向かい、国内外の企業が連携してプロジェクトを開始したところであり、将来の水素社会へ着実に進みつつある状況を紹介する。

開催期間

2016年12月09日(金)

会場

【会場】
株)小野測器 新横浜本社 〒222-8507 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番3号  TEL(045)935-3888
https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/company/contents/map/z1.htm
【集合場所】
開催会場に同じ
【集合時間】
13:00

スケジュール

13:00~13:05 開会挨拶
13:05~14:35 講演1 内外の水素製造技術の総括と今後の展望
           講師: (株)テクノバ 調査研究部 丸田昭輝氏
14:50~16:20 講演2 水素エネルギーサプライチェーン実現への取組
           講師: 川崎重工業(株) 技術開発本部 
           水素チェーン開発センター 副センター長 西村元彦氏
16:25~16:55 講演1及び2の合同質疑応答
16:55~17:00 終了挨拶、閉会、アンケート記入後解散

定員

60名

申込方法

「参加申し込み方法」に従って必要事項を記入の上、お申込みください。申し込み多数の場合は、正会員・学生会員を優先させていただき、定員になり次第締め切らせていただきます。

参加費

個人会員:3,000円、学生会員:1,000円、賛助会員:5,000円、一般の方:7,000円

参加条件など

「参加申し込み方法」に従って必要事項を記入の上、お申込みください。申し込み多数の場合は、個人会員・学生会員を優先させていただき、定員になり次第締め切らせていただきます。

page top